備忘録という名の壁打ち

光くんの毎日が幸せに満ちていますように。

光くん10000字(1回目)について

10000字インタビューという古の切り抜きを読んで毎回ウルっときてしまうので、ここで一旦感情を昇華させてもらう。

2回目もあるので、それも近々別記事にて。

また、この感想は私個人が感じたものなので、批判などはご容赦願いたい。

最初から最後までどのお話も胸に来るのだが、ここが特にというところについて語る。



「センターで歌っている人でなくて、端で踊っている人が良くて」

戦隊ものでもサポートする役割が好き」


KinKiのバックで踊っていた亀梨くんにあこがれたと語っていた光くん。たしかに以前、自分が自分が!というタイプではないとどこかの雑誌でも話していた。

周りをサポートする役割に憧れていたこと、インタビューの途中で「争いが嫌だった。周りと調子を合わせていた」とも語っている事から、人の心の調子に敏感で調和を大切にする優しい性格である事が伝わる。


どセンターにいる者が注目を集めて輝くのは当然のこと(もちろんセンターを掴み取るには多大な努力が必要な事も十分理解している)だが、JUMPの活動において光くんはセンター役ではない。それでも光くんが輝いて見えるのは、光くんの積み重ねた努力や才能あってのものだろう。


私が光くんを好きになったのはネガティブファイターのダンスがきっかけだったが、それもセンターではなかった。けれど、そこには惹かれるものがあって、目が逸らせないくらいだった。光くんは要所要所で、自分を魅せるのがとても上手いと感じる。



「とりあえず休む暇を作らない」


彼のストイックさが詰まった一言だ。

幼い頃は宮城から東京へと通っていた光くん。他のジュニアに遅れをとるまいとダンベルをリュックにつめ込んで通っていたそうだ。周りからの期待を下回っている、驕らずに努力しなければと感じながら。


方向性はちょっと不思議だが、この気持ちがあったからこそ彼は上へと上り詰めていったのだろう。もちろん、時の運が味方してくれていたというのもあるとは思うが。


光くんがバラエティと演技のお仕事を両立しないのもこういったストイックさ故なのだろう。どちらかに振り切れていないとというのが、ストイックさに溢れている。


ただ、常に1つでなくて良いんだよ、とも思ってしまう。何かを得るためには何かを犠牲にしなければならないと感じてしまうのはわかるけれども。


光くんが望む形で、望む仕事をたくさん出来ますように。こどもの一生は惜しくも流れてしまったが、光くんがバラエティと両立しつつ演技の仕事をやりたいと思ってくれただけで胸がいっぱいだ。いつか、光くんが演技する姿が見られるようにと心から願っている。



「周りを照らす為の光になってほしいから」


これは光くんの名前の由来だそうだ。

自分自身が目立つ為の光ではなく、誰かの為の光。冒頭でも書いたが、光くんがサポートタイプなのもしっくりくる由来だ。


JUMPのメンバーを支え、いつも明るく照らしている。私自身も光くんという光に照らしてもらっている。以前はモノクロの世界にいたが、今は毎日がフルカラーだ。

光くんにぴったりな、本当に素敵な名前だと改めて感じるエピソードだった。


ありがとう、有岡さん…!


他にもたくさんの素敵なエピソードや受け答えがあったのだが、特にという部分を書き残しておく。それは有岡くんについてだ。

有岡くん、なんと幼少期から心の広さが宇宙レベルなのだ。


「大ちゃんの家にただいま!と帰っていた」と語る光くん。この当時は金八先生に出演しており、色々と思い悩むことが多かったのだろう。家ではないどこかに逃げたいという気持ちもよくわかる。


ドラマ内ではドラッグにハマり、教室の床を舐めるというところまでいく壮絶な演技をしていた。これは私の主観だが、光くんは役者として、どちらかというと憑依型なのではないだろうか。それであれば余計に毎日がしんどいはずだ。


そんな光くんを受け止めていた有岡くん。光くんに金八先生に出演することを自慢されまくってへそを曲げてもおかしくない年頃だ。それでも光くんの苦悩を察して気遣い、受け入れてくれた有岡くん。いや、有岡さんだ。そしてご家族。光くんはあたたかい人達に囲まれて育ったんだね。よかった。


今でも言葉をよく選んで周りを気づかった発言をしていると感じる有岡さんだが、小さな頃から有岡さんだったのだなと。光くんが苦悩していた時期に有岡さんがそばにいてくれてよかった。ありがとう、有岡さん