【ワンモアジョセフ】
つい先日、フォロワーさんにご一緒させていただいて、薮くん主演のミュージカル「ジョセフ・アンド・アメージング・テクニカラー・ドリームコート」見てきたのですが…
あまりにも楽しくて、もう一度見たい!といえ欲求が日に日に膨れ上がっていく日々でした。
そしてついに限界を超えてしまったので、本日2度目のジョセフを観劇してきました!
【2回目の観劇に向けて】
初ミュージカル観劇は、帰りの夜行バスで眠れなくなってしまうくらいに非常に楽しかったのですが…実はかなり後悔していた事がありました。
それはストーリーを完全に理解できなかったことです。初めて見る生の薮くん、思わず身体が揺れてしまう楽しい楽曲、ライトの演出など、とにかく見るもの全てが新鮮でたのしくて、恥ずかしながらそれどころでは無かったのです…。
ということで今回は、英語版ジョセフを聞き込み、更に歌詞をじっくりと読み込み、全編を自分なりに翻訳してみました。かなり意訳もあると聞かされていたので、それも楽しみにしつつの翻訳でした。
自分なりにではありますが、翻訳していく中で沢山の気付きがありました。
・ここはこの曲のあのシーンのことだ!
・確かにあの時こんな動きをしてたかも!
・薮くんこんな台詞言ってた気がする!
という事が多々あって非常に楽しい作業でしたし、これはもう一度見て確かめねば!となっちゃいまひた。
英語があまり得意ではないので、3日もかかっちゃいましたが…。観劇前後、お時間ある方にはぜひおすすめしたいウルトラ楽しい遊びです。せっかくなので、今日確認できた意訳と併せて後ほどブログに書き残しておこうと思います。
【今回の席について】
前回は1階のど真ん中という迫力溢れる素敵な席でしたが、今回はGC席という1階と2階の隙間に2列だけある席を取ってみました。
ど真ん中という訳では無いのですが、舞台全体を見渡せる上、目の前にお客さんがいないので視界が広いという素晴らしい席でした。
実は前回は薮くんをこれでもかと言うほどオペラグラスで覗き込んでしまい、全体を見ることが出来ていませんでした。ジョセフの兄弟たちもじっくりみたいと思っていたので、正にぴったりの席でした!
【ワンモアジョセフを経て】
ストーリーについては前回のブログで簡単にですが纏めてしまったので、今回はなしにしてそれ以外をポイントごとに書き残そうと思います。
☆歌詞について
これはかなり楽しみにしていた部分で、今回はできる限り聞き取ってみせる!と息巻いてノート片手に観劇しました。しかし、手拍子したい!オペラグラスも!とやりたい事が多すぎて、手が2本では足りない状況に…
ここは意訳だ!という所を部分的に書き残すという形を取り、この戦いは惨敗しました。
意訳に関してですが、かなり現代らしい言葉も使われていたようでした。特に『Benjamin Calypso』という楽曲ではそれが顕著に現れていて、「めちゃ真面目だよ」「とことんいいヤツ!」など、思わずクスリとしてしまうような意訳が多かったです。他にも『Go,Go,Go Joseph 』では「それはヤバい」「やり方もエグい」など、こちらも面白かったです。
自分の翻訳と聞き取れた歌詞を見比べるとかなり表現が違う箇所が多々あり、大変面白い結果になりました。ぜひ1度お試しあれ。
☆お気に入りの曲たち
どの曲もキャストさんが気持ちを乗せて歌ってくれていて大好きなのですが、特に大好きな曲をいくつかご紹介したいと思います。
・『Potiphar 』
まずこちらは、ジョセフが奴隷として売られた先の主人関係の楽曲。
内容してはジョセフが大変可哀想なのですが、転調が多くて楽しいので思わず首が揺れちゃいます。
・『Jacob & Sons』
次はジェイコブとジョセフの兄弟達についての楽曲。
曲中で兄弟達が各々の名前を叫ぶところがあるのですが、それがまたみんな元気いっぱいでかわいいし楽しい!観劇後に頭の中で無限リピートされてしまう程、中毒性抜群の1曲です。
・『who’s the Thief?』
こちらはジョセフが兄弟の末っ子、ベンジャミンを金のカップを盗んだ犯人に仕立て上げた時の楽曲。
この曲のポイントはなんと言っても冷徹で力強い薮くんの歌声と迫力ある平野綾さんの歌声!薮くんは序盤の優しい歌声とのギャップがとんでもないです。
それからこちら、曲中の兄弟の動作や表情にも注目してほしいです。彼らの荷物をチェックするシーンの動きが良い。バケツの中身を客席側に見せて両サイドにはけていくのですが、ここの彼らの表情や動きも楽しいので、ぜひ注目して見てみてください。
・『Go,Go,Go Joseph 』
最後にこの曲。牢獄の中で絶望に打ちひしがれるジョセフが再び立ち上がるきっかけになった1曲です。
「諦めるな」「まだやれるさ」「立ち上がれ」「いつか報われる」といった、どん底にいるジョセフを鼓舞する歌詞がたくさん出てきます。今どんなに辛くて苦しくても、諦めずに前を向いて進めば報われる時がやってくる。
つい自分の環境に重ねてしまって胸がじーんとした1曲でしたし、前向きに頑張ろうというポジティブな気持ちにさせてくれる素敵な楽曲です。
☆薮くんの歌声について
前回観たときも身体にじんわりと染み込んでくるような、気持ちの乗った素晴らしい歌声だと感じてはいたのですが…
今回は前回よりも更に歌に磨きがかかっているように感じましたし、よりパワフルな歌い方をされていたように思います。
個人的にですが、そんな薮くんを特に感じた楽曲と歌詞は以下3つ。上がり方がエグかったです。
・『Close Ever Door』
…溢れ・歌う・大地を・ふるさとへ
・『Grovel,Grovel The Brothers Come To Egypt』
…意味が解けだぞ
・『Close Every Door』
…愛の全てを奪われても
☆薮くんのウルトラかわいいシーン
ふにゃふにゃ笑顔がとってもキュートな薮くんですが、より可愛い姿をたくさん見せてくれました!
・最後はける時の投げちゅー
・白いコートの中に子役くんを収納
・子供と遊んでて笑いが止まらずクスクスがマイクに入る
・グラサンの外し方
・「エジプト語は苦手なんだぁ…」
・ぴょこぴょこ薮くん
・ポティファー夫人の家来に仕事着を剥ぎ取られる時の動き
・執事の夢を聞いてる時の頭ゆらゆら
・「シー!!」
・ベンジャミンなでなで
・子供達のおねだりへのお返事
「え?もっとみたい…?もっとみたい…?仕方ないなぁ、ちょっとだけだよ」←あまりの可愛さに客席からも微笑ましい笑い声が上がってました
せっかくなのでやぶひかで1枚。パシャり。