備忘録という名の壁打ち

光くんの毎日が幸せに満ちていますように。

ジョセフ

恥ずかしながら、この歳にして人生で初めてのミュージカルを観劇してきた。

観劇したのは薮宏太主演「ジョセフ・アンド・アメージング・テクニカラー・ドリームコート」だ。

端的に言うと、最高の時間を過ごしてきた。

序盤から終盤まで、ジョセフの世界に引き込まれっぱなしだった。

この気持ちを冷めやらぬ興奮のままに、書き残して置こうと思う。

※下記、ネタバレを含む為、閲覧される方はご注意ください。

 

★ミュージカル前半について

あらすじ

ジェイコブに溺愛されていた為、兄弟たちの反感を買ってしまったジョセフ。そんな彼は兄弟たちの罠に嵌められて、身売りに出されてしまう。新たな土地で再スタートして持ち前の真面目さや愛嬌のおかげで出世するも、誤解によって牢獄へ。どん底に落ちたジョセフは再び立ち上がれるのか…?

 

ストーリーについて

ジョセフが気の毒だ…と思いつつ、兄弟たちの気持ちもわかる。これに関してはジェイコブが完全に悪い。そもそもの元凶である。兄弟達にもそこまでするかと思ってしまったが…。これは余談だが、箱に押し込められる時の薮くんの表情がウルトラかわいいのでぜひご注目いただきたい。

身売りに出された後も、持ち前の真面目さで順調に出世したジョセフ。芋洗坂係長演じるポティファーとのやり取りも見ていて楽しかった。しかし、ポティファーの妻のせいで、せっかく出世したにも関わらずまたどん底へ。彼自身は新しい環境で真面目に頑張っていたのに、なぜこんなに悪いことが起こるのか…と勝手にムッとしてしまった。ちなみにこのあたりのストーリー中、薮くんのシャツがはだけちゃう。思わずあわあわしてしまった。露出!だめ!でてる!!

 

ストーリー外の感想①

まず子供たちと、ナレーター役の平野綾が登場した。このミュージカルは私にどんな世界を見せてくれるんだろう?とどきどきさせてくれるような掴みだった。

平野綾といえば涼宮ハルヒ泉こなたなどのイメージが強く、どのようにミュージカルに関わってくるのだろうとわくわくしていた。そんな気持ちを良い意味で裏切るような、会場に響き渡る彼女の歌声に、一瞬にしてジョセフの世界に引き込まれた。

そして薮宏太の登場。ふにゃりとした笑顔がたまらない。身体に染み渡るようなほんのりとやさしい歌声であったし、仕草から表情まで全てが大変かわいらしかった。白の衣装がより清純な印象を与えてくれる。

あの薮宏太を生で見て、歌声を聞いて、演技をみている。そんな実感がじわじわと湧いてきて、薮くんの登場から数分で既にじんわりと涙がうかんだし、前半終了時には普通に泣いていた。

 

★ミュージカル後半について

あらすじ

後半は牢獄のシーンから。牢獄の中で絶望しながらも、「夢を読み解く能力」のおかげでなんとファラオの元へ連れていかれるジョセフ。ファラオの夢を読み解き、国で2番目の地位に着く。そんな所に、かつて自分を罠に嵌めた兄弟たちがやってくる。そんな彼らにジョセフはどのような対処をするのか…。

 

ストーリーについて

ファラオの夢を読み解き、なんとジョセフは国で2番目の地位に!このシーンの楽曲は、客席から手拍子が起こるなど、観劇客も巻き込んだ一曲となっている。自分もこの物語に参加出来たようでなんだか嬉しくなってしまった。演出も面白く、ミュージカルって楽しい!と強く感じた。2番目の地位についたこともあり、衣装も新たに。薮くんの髪色との相性に、あー…それすき…とまた語彙力を失ってしまった。ヒラリと翻る背中の鮮やかな緑の布が美しかった。

そんな最中、自分を見捨てた兄弟たちと再開するジョセフ。逆に罠をしかけて末の弟を処刑しようとした彼だったが、末の弟の代わりに自分たちを!と懇願する兄たちに心打たれ、兄弟達を許して抱きしめた。感動的な場面ではあるが…失ってから気付く事だってあるだろうが、この優しさを!ジョセフの時にも…!!と思ってしまったのは許してほしい。

そして最後はジョセフがジェイコブの元へ。長い間離れていた2人の再会に胸が熱くなった。ジョセフがここに戻ってくることができて良かった、こんなに遠回りや苦労をしてよく頑張った、本当によかった!と、ここでもうるうるしてしまった。

 

ストーリー外の感想②

とにかく楽しい曲が多かった。客席から手拍子が起こり、身体が自然と揺れてしまうような曲ばかりだった。

個人的に1番楽しいと感じたのは、ジョセフへファラオの見る夢を伝えていた楽曲。小西遼生演じるファラオの歌声の迫力に圧倒される1曲だったし、こんな曲調もあるのか!?なんだこのミラーボールは!?という驚きの連続で非常に楽しかった。

そしてジョセフの歌だ。薮くんと言えばふにゃんとした可愛らしい印象だったが、これが帝王薮様か…!そう実感する圧巻の表情と歌声だった。こんな武器も隠し持っていたのか…!と。序盤中盤との歌声の差に鳥肌が止まらなかった。ここでより一層、もう一度見たい!最高!!という気持ちが高まった。

こんな帝王ぶりを見せつけたあと、別のシーンでは可愛らしいふにゃりとした笑顔も見せてくれたし、カーテンコールでは大きくお手振りする姿も見せてくれた。大変可愛らしく、爆発しそうだった。薮くん、君はギャップの魔術師なのかい?最高オブ最高!今はそんな語彙力が溶けた言葉しか出てこない。そのくらい最高に可愛かった。

実は大山真志の演技も楽しみに見に行ったのだが、少しではあったが彼のソロパートも見ることが出来た。テニミュやブリミュで見た彼を、彼の歌を生で見られたことに感動した。

 

ストーリー外の感想③

最後に、ミュージカル全体を通しての感想を少し書かせてもらおうと思う。

まず、私の人生初のミュージカル観劇となった今作だが、この作品が私の初めてで本当によかったと思っている。最初から最後まで楽しいの連続だった。とてつもなく幸福な時間を過ごした、最高だった、そんな言葉しか出てこないほどの感動を得ることができた。観劇後は楽しくさと幸福感でため息しかでないくらいだった。許されるならば何度でもみたい、そんな風に感じてしまう、最高のミュージカルだった。

それから、このご時世にマッチしたストーリーだった。どんな困難な状況に陥ろうと、いつか報われる、救われる時がくる。そんな希望を与えてくれる作品だった。今、コロナで世の中が落ち込んでいるが、この苦労がいつか報われる時がくるのだろうと。そのような希望を抱かせてくれるメッセージが詰まっていたように感じる。また、私自身は定期的に気分がどん底に落ちるのだが、このミュージカルに元気やパワーを与えてもらえた。今は辛くてもいつか苦労が報われる時がやってくるはずだし、前向きに頑張ろうと思わせてくれる、そんな作品だった。

目がもっと欲しい!とも感じさせる作品でもあった。端から端まで引きでみたい、でも薮くんの表情もみたい!そんな葛藤がありつつの観劇だった。ぜひ円盤化をお願いしたい。何度でも見たいし、引きで全体も見てみたい。目が沢山あれば…!と妖怪のようなことをこんなに思ったのは初めてだった。

本当に素敵な時間と思い出をありがとう。とてつもなく幸せな時間だったし、生きていてよかった、今日本当に強くそう思った。

 

私の推し方について

まずはじめに断っておくが、この記事は単に、私自身の推し方について少し語ってみただけであり、誰にも何も求めてはいないし、強要も批判もしていない。不快に思う方がいたら大変申し訳ないが…。

 

世界には数多の思考の人間が居る。

その為、推しの愛し方は人それぞれであるし、人の数だけそれぞれの推し方がある。

アイドルに恋をするリアコさんだっているし、同担さんが苦手な同担拒否さんもいるだろう。

推しのどんな言動でも肯定するモンペタイプも、神様のように崇める崇拝タイプも、純粋に冷静に応援するライトなタイプもいる。

本当に人それぞれである。愛は人それぞれなのだ。

 

私は崇拝型のオタクなので、光くんは私にとって神さまのような存在である。それは光くんを推すきっかけとなった出来事故にである。

どん底から救ってくれた存在が神さまで無ければなんだというのだ、というスタンスで日々彼を見ている。

私のTwitterを見ている方はご存知かと思うが、1日1回は光くんへの長文ツイートを残している。

これはリアコによくある行為と聞いたのだが、私は断じてリアコではない。リアコに理解がないということではないが、自身の推しへの感情を誤解されるのは納得いかない。

光くんと付き合いたい、個人として好かれたいなどとは1ミリも思っていない。むしろ、そういった対象として見たくない。私の中で彼はスーパーアイドルなのだ。言わば天界の存在である。そんな存在に、自分にとって邪な感情を抱きたくないのだ。

私はただ、光くんが元気に楽しく、幸せに過ごしていてくれればいい。それだけで私自身も幸せだと感じられる。だから彼に、それ以上は望まない。彼が生きている、お仕事を頑張ってくれている、彼がファンの子に幸せを届けている、そしてそれを目にすることが出来る。それだけで私にとっては十分に幸福なことだ。

コンサートに参戦したことはまだないのだが、彼が他のファンにファンサをする事も普通に喜べるだろう。彼のファンサで幸福を得られた子がいる、そう考えるだけで私は嬉しくなれる。むしろ、そう思えない私がいるのなら、私自身に腹が立つし、自分を許せないだろう。2度とコンサートに行く資格がないとすら感じてしまいそうだ。

彼が結婚したとて、私は笑顔でおめでとうが言えるだろう。私にとって光くんとはそんな存在だ。彼を独り占めしたいとは思わない。奥さんが居て、それで安心して仕事や私生活を楽しむことができて、彼自身が幸せを感じている。私にとっては大変喜ばしいことだし、安心もできる。それはリアコとの決定的な違いだろう。昨今はアイドルの結婚発表の仕方故の担降りもあったりするが…。ファン想いの光くんならば大丈夫だろうと思っている。

他人の推し方に理解がない訳では無いし、それぞれの推し方があるのは素敵なことだ。否定などしない。これは私の推し方のスタンスや思考を表現しただけの壁打ちである。気に障った方がいたら大変申し訳ない。だが、壁打ちブログなので多少はご容赦願いたい。

QLAP! -2018.5.1-

〇概要

八乙女光と髙木雄也が白の衣装で表紙を飾った。

両面ピンナップ付きの雑誌となっており、片面を八乙女光×髙木雄也、もう片面をSixTONESが担当。

この時期はW主演舞台「薔薇と白鳥」が控えており、巻頭特集が組まれた。

 

〇ビジュアルについて

2人とも今とは大分違った印象を与える雰囲気のビジュアルになっている。

光くんの髪はやや長めで、明るめのベージュブラウンの様な色合いだ。前髪も少し長めで軽く流しており、今(2022年)よりもゆったり落ち着いた印象がある。今の髪色は雪国の妖精さんのようなイメージだが、この頃の彼は今よりも人間らしさがある。いや、ずっと人間ではあるのだが…。

髙木くんは黒髪ショートで、これまた現在とはかなり違った印象の姿となっている。髪が長いと色気があるが、短い黒髪だとどこか少年のような雰囲気があり、可愛らしく見える。ここまで髪の長さで雰囲気が変わるのも彼の魅力の一つであろう。

いやはや、なんとも薔薇が似合う2人である。

今回の雑誌ではお互いの魅力についても語り合っており、たかひかが好きな私はにこにこである。かわいい。

 

〇インタビュー

〜光くん個人〜

・この頃は三浦大和さん、フランツ・フェルディナンドが好きだった。名刺代わりにCD交換。

・今までで1番衝撃的だった出会いは内村さん。人間として尊敬する所がいっぱい。

・髙木くんに1日振り回されたい。自分の希望としては海釣りしつつ、のんびりお喋りしたい。

・なんでも「おいしい」と言ってくれるから誘いがいがある。夜は行きつけのスパニッシュ系のご飯屋さんがいい。

・伏し目がちな表情が非常に可愛らしい。光くんの若干の困り眉との相性が良い。儚い。最高。

〜髙木くん個人〜

・イギリスで「オペラ座の怪人」を観劇。隣に光くんがいた為我慢したが、感動で号泣寸前。2人でスタンディングオベーション

・今までで1番衝撃的だった出会いは、香港で遭遇したジャッキー・チェン。ジャニーさん。

・光くんにはバイクレース「MotoGP」に連れて行ってほしい。光くんに解説してもらいつつ、ちょっとした旅行みたいな感じで、時間をかけて楽しみたい。

・カメラ目線できゅるるん顔を披露。あどけない雰囲気があり、少年感が強い。黒髪ショート派のフォロワーがいるが、なるほどこれは落ちる…という写真である。かわいい。

 

〜2人の対談〜

・「薔薇と白鳥」はG2氏書き下ろし作品。配役はG2氏との食事中に決定。光くんは難しい役を求めてマーロウを、髙木くんは親近感からシェイクスピアを希望。と、それぞれの役への希望の理由を知ることができた。

・稽古3ヶ月前には物語の舞台となるイギリスを訪れた。街並みを見た他、シェイクスピアの生家や墓、マーロウの雑な感じの墓も見学。

・光くんは役に合わせた稽古着を毎度使用している。居酒屋で飲んだくれてそうなマーロウ役なので、今回は普通のシャツで稽古に挑んだようだ。

・稽古時には喉にいいスロートコートティーを愛飲。「殺風景」の時の共演者から勧められたようだ。良いものをすぐ取り入れるところも、体調管理をしっかりしているところも、光くんらしい。

・子供のころから仲が良く、有岡くん、光くん、髙木くんの3人でよく遊んでいた。もはや親より会ってるくらい。

「髙木は人と距離を縮める天才」。イギリス旅行でもあっという間に現地の人間と仲良くなったほど。人と話すのが好きなようで、自然とそうなってしまうそうだ。ビジュアルだけで言えば一見クールに見えるが、中身はべらぼうにかわいい。やはり髙木雄也のギャップは計り知れない…。

「光くんはスイッチの切り替えの天才」。バラエティでは明るくはっちゃける姿をよく見かける為に剽軽な印象を持たれがちだが、普段は物静かで大人しいタイプ。こういった光くんの仕事へかける想いやストイックさが私は大好きだし、尊敬している。

・圭人くんは漫画を髙木くんへおすすめ。

・ダンスやパフォーマンスのレッスン強化予定だが、山田くんから「ひかは舞台中はやらなくていいよ」と優しい一言が。光くんが役を引き摺るタイプの為だ。これは光くんが憑依型の演者だからこそなのだろう。メンバー愛を垣間見ることができた。

・薮くんが5ヶ月待ちの寿司屋を予約。魚介がダメな圭人くん、当日仕事だった山田くん&伊野尾慧くんを除いて食事へ。いいお店ということで有岡くんがスーツで登場。気合いを入れすぎたのか七五三のようになってしまったようだ。なんとも可愛らしいエピソードだ。

・「舞台を成功させて、グループをさらに盛り上げていけるといいね!」と締めた。個々の仕事で得たものをグループに還元したい、グループ仕事を大切にしたい、メンバーがそれぞれそう思う気持ちが本当に好きだし、あたたかいグループだと感じさせてくれる。よりHey! Say! JUMPが好きになる一言だった。

UP PLUS -2020.10.12-

〇備忘

クリスマスコフレ号にて、デニム姿で表紙を飾った。

表紙のかわいいデニム姿とキリッとしたスーツ姿の2パターンを見ることができる。

かわいいとかっこいいのギャップを一度に楽しめるハッピーな1冊だ。

クリスマスらしい質問はもちろん、光くんの私生活や趣味嗜好がうかがえるインタビューで、読んでいて楽しい記事だった。

 

下記に個人的かわいいポイント、覚えておきたい箇所を書き残しておく。

☆彼女へのクリスマスプレゼントに、少し先の季節のものをと回答した理由は『今だけじゃなく、これから先の楽しみを作ってあげたい』から。流石スーパーアイドル。アイドルらしさ100点満点の回答である。

King&Princeの髙橋海斗くんとはゲーム仲間。チームプレイの対戦モノがブームなようで、後輩たちと楽しんでいる。後輩とも仲良しなようで、勝手に嬉しくなってしまった。

3年前から格闘技を始め、2020年時点ではシンプルなキックボクシングを習っていた。もし何かあっても『自分や周りの人を守ることができる、そういう自信がつくんですよね』と語っており、光くんの優しい一面をまた1つ見ることができて嬉しく感じた。ただ、怪我や辛い思いはしてほしくないので、何かが無いことを切に願う。

小さい頃からの好物はラーメン。ステイホーム中にはこだわりのラーメンを自作したことも。意外にも家系ラーメンが好きらしい。

☆髪の毛は気分で変えているのではなく、『実は仕事をきっかけにする事が多い』そうだ。新曲披露などの仕事の区切りに合わせており、後に振り返った時に、この髪型の時期はこの仕事してたなと思い出す為でもあるという。仕事好きな光くんらしい。カラーは自分で決めるのでカラー剤の調合にも詳しい。なんとも器用さんである。

ルーティン

カーテンを開けてから負荷の緩いストレッチ→コーヒー作って飲みながらニュースの確認→しっかりめのストレッチ&サンドバッグ→汗かいてから洗顔

『まだ触れたことの無い音楽にも挑戦したい。バラードとかロックってジャンルで一括りにできないようなもの』とJUMPの今後の展望を語っており、今よりももっと素晴らしいグループへ!という想いが伝わってきた。ぜひ新しいスタイルの曲へどんどん挑戦していってほしい。近年は群青ランウェイや狼青年といった良い意味でのギャップを感じる曲も多いので、今後への期待が更に高まる。

NOW IS.-2020.3.11-

〇備忘

宮城の復興の「いま」を伝える広報誌。現在は終号済。Vol.47にて表紙を飾った。

表紙は鮎川浜捕鯨船「第十六利丸」前にて撮影。

石巻市牡鹿半島にて石巻観光協会代表理事と対談のち、「やまのゐ」にてまちの課題などについても確認したようだ。

クジラの髭や歯を実際に触って興奮しているのも可愛らしい。なんとクジラの歯は縁起物や魔よけにも。また、歯の断面が年輪のようになっているのでハンコにすると綺麗なのだそうだ。

『宮城のゆっくり流れる時間とか季節感とか、地元感みたいなのを感じてほしい。僕は宮城の想いを東京に持って帰って、みんなに伝える活動をしていきたいとなと、今日とっても強くおもいました。』と、地元宮城を想い、東京からでも自身の地元に寄り添う優しさを見せてくれた。

 

〇訪問箇所

おしかホエールタウン

千々松商店(鯨の歯の工芸品店)

くじら屋(おみやげ屋)

やまのゐ(古民家改装コミュニティスペース)

八乙女光との邂逅

幼い頃からジャニーズに大して興味を持たずに育った私だったが、ある日突然、とびっ子になった。

Hey! Say! JUMP八乙女光に落ちたのだ。

 
昨年の9月中頃、私はどん底にいた。
毎日が憂鬱でお先真っ暗。
世界滅びろ、死ぬほどデカい隕石落ちてこい、生きていても仕方がないから全て終わらせてしまおう、などと毎日本気で考えいた。
休みの日は動くことも出来ず、ベッドからただぼんやり天井を見上げるのみであった。
 
そんな最中、少し気分転換にと、YouTubeのアプリを起動した。適当に音楽でもと思いながら。
その適当な行動が、Hey! Say! JUMP延いては八乙女光との出会いだったのである。
ぼんやりと見つめる中、画面が移り変わり、動画は見知らぬアイドルの楽曲になった。
私はベッドから起き上がり、何故かその動画に映る八乙女光を食い入るように見ていた。
まさに世界が塗り替えられるような衝撃を受けたのだ。
 
ネガティブファイター(Fab!-Live speaks.-)
ライブ映像の中で歌い踊る姿は、まさにキラキラのスーパーアイドルだった。妖精かと思った。
私の灰色だった世界に光がさした。彼が色を付けて、キラキラにしてくれたのだ。
そして彼のことをもっと知りたいと思った。
このような感情を人間に抱いたのは実に5年ぶりくらいであった。
 
そこから彼の活動を追い始めた。
知れば知るほど魅力的な人物だった。
ダンスやラップ・歌声は格好いいが、話せば可愛らしく、ラジオでは寄り添うような優しさを見せ、バラエティでは剽軽。性格はストイックで真面目。ギャップのオンパレードだった。
 
私の世界はいつの間にか彼を中心に回っていたし、今でもそれは変わらない。
こんなに何かに、誰かに夢中になれたのは初めての経験だった。
存在を知れば知るほど好きになっていく。
人生で初めて味わう、本当に不思議な感覚だ。
 
八乙女光は私にとって神様のような存在だ。
どん底にいた私をすくい上げてくれた。
生きる活力を再び与えてくれた、命の恩人である。
八乙女光を神様と崇めるようなタイプなので、当然リアコではない。
崇拝する神に恋をする信者などいないだろう。
 
彼が生きていてくれればそれだけで幸せだし、好きなことを楽しみ、頑張りたい仕事を頑張る八乙女光をただただ応援したいのだ。
私を救ってくれた彼に何か恩返しがしたい。そんな気持ちで日々彼を見つめている。
私にとって八乙女光とはそんな存在である。

セミオトコ

セミオトコについて

2019.7.26~9.13にテレビ朝日にて放送された、山田涼介主演のドラマである。

フォロワーにオススメされてたはいたが、つい先日ようやく通して見ることが叶った。
TVerさまさまである。
結果から言ってしまうと、最高のドラマであった。
あまりドラマを見るようなタイプではないが、これまで視聴したドラマの中で1番好きなドラマかもしれない。
あまりにも最高のストーリーだった為、この想いを登場人物ごとに書き残しておこうと思う。
 
〇登場人物について
大川由香さん(通称おかゆさん)
幼少期から家族のみならず、友人にも恵まれなかった。あまりにも悲惨すぎる過去は目を背けたくなるほどだ。
身体的に暴力を振るわれていた訳では無いようだが、あまりにもな環境だ。精神的なストレスも立派な虐待である。まずここに憤りを覚えた。
登場時の彼女は常におどおどしており、社会性がないように見える。しかし、このような環境で育ったのであれば納得もいく。
彼女のこの日々がなければセミオとの出会いはなかったかもしれないが、あまりにもである。
彼女の両親、兄はキャストによって面白おかしく演じられてはいるが、通して見ても好きになることは出来なかった。
三宅健はハマり役すぎて、出てくる度に笑ってしまったが。
そんな辛い過去に塗れた彼女が、セミオによって救われてく姿は涙無しには見られない。
セミオとの出会いによって、溶けることのなかったかもしれない彼女の悲しい記憶が少しずつ溶けていく。少しずつ自分の過去を乗り越えていく。
あんな環境で育ちながら、ひん曲がった性格にもならず、ただひたむきに頑張る姿に心を打たれた。
初めの頃はお客さんと喋る事すらままならなかった彼女が、最終話では同僚に軽口を叩き、テキパキと仕事をこなしていた。
愛の力はすごい。自分を大切にしてくれる存在との出会えることの素晴らしさを感じさせてくれる、本当に素敵なストーリーだ。
自分と重なる部分が多々あり、1話から最終話までおかゆさんに感情移入し、大号泣である。
こんなドラマは初めてである。
 
セミオトコ(通称セミオ)
主演、山田涼介。
これまでジャニーズに全く興味を示さなかった私ですら存在を知っていたくらい有名な人物だ。
驚くかもしれないが、彼の演技は1度も見たことがなかった。これまでアニメにどっぷりだった為である。
Hey! Say! JUMPとしての山田涼介は少しだが知っているが、演技を見るのは初めてだった。
そんな中で見た彼の演技。圧巻の演技であった。
優しい声色も、仕草も、役柄にぴったりだった。
正直なところ、山田涼介がセミ役を…??と1話中盤で困惑していた。
しかし、おかゆさんに優しく寄り添う姿を見て、山田涼介にしかできない、選ばれたのだ、最高の役をありがとう…!と神に感謝していた。
メイプルシロップが好きだったり、木に飛びついたりと、割とガチめのセミだったのも驚いた。
だが、そんな設定をものともしないハートフルストーリーである。
セミオのおかゆさんへの愛は、あまりにも純粋すぎて、見ているだけで泣けてくる。
おかゆさんを残して消えていく時、彼は何を思ったのだろう。
一生そばにいてあげてほしいと、切に願ってしまうほど、素晴らしい演技だった。ここボロ泣きである。
彼は6年後にまた戻ってきてくれたが、また7日後に消えてしまうのだろうか。
そう考えるとなんだか嬉しいようで辛いような、胸がキュッとなってしまった。
 
熊田美奈子
服飾系の専門学校に通う女の子だ。
初登場時には、かなりハキハキと話す子だが、おかゆちゃんは上手くやれているのだろうか…?と勝手に不安になってしまった。
しかし、美奈子ちゃんとおかゆちゃんの関係は想像していたよりも優しく柔らかなものだった。おかゆちゃんの近くにお友達がいて良かったと心底安心したのを覚えている。
おかゆちゃんとセミオの別れが近づき、ドレスを作ろうと声を上げたのも彼女だった。「あなたは1人じゃない」。この言葉とドレスにおかゆちゃんはどれほど励まされた事だろう。こんな友人がおかゆちゃんのそばにいてくれて本当に良かったと、ここでも大号泣してしまった。
6年後には雑誌に取り上げられるほどのデザイナーに。美奈子ちゃんの努力が評価され、私も大変嬉しくなってしまった。おめでとう。
 
岩本春&岩本マサ
過去には2人でお笑いコンビを組んでいた、場を盛り上げるのが上手な夫婦。春ちゃんセミオに背後から抱きつかれる程に安定感抜群な背中のようだ。私もぎゅむっとしてみたい。マサさんはそんな春ちゃんセミオの関係にたまにヤキモキしつつも、楽しそうだった。
一見何事もなく楽しそうに日々を送っているように見えるが、過去のこともあり療養の為にうつせみ荘で暮らしている。過呼吸を起こしてしまった春ちゃんは見ていて辛かったし、セミオが駆けつけてくれて本当に良かった。ここも泣いた。
6年後には「夏雄」くんの姿が。本当に良かったね。春ちゃん、マサさん。ここも号泣ポイントだった。
 
ねじ子さん&くぎ子さん・小川さん
ねじ子さんとくぎ子さんは軽い口喧嘩をしつつも、なんだかんだ楽しそうに毎日仲良く暮らしている。うつせみ荘のムードメーカーだ。2人の会話はテンボがいいし、見ていて飽きない。
こんな明るく楽しい2人に悲しい過去があったことにも驚いた。ずっとやり切れない思いを抱えてきたんだろうなと。美奈子ちゃん主導で仕上げたドレスに使用した布地で、その気持ちが少しでも昇華されていると良いのだが…。
小川さんは美奈子ちゃんとのやり取りが楽しくてすきだ。無愛想な態度を取りながら、実はかわいいお料理を作ったり、キャンプを楽しみにしたり、ドレス制作に携わったりなど。本来は心根のやさしい性格のようだ。楽しいおじさんで個人的にはとても好きなおじさん。
セミオが戻ってきた6年後も無事に生きていてくれて本当によかったし、相変わらず美奈子ちゃんとのやり取りも楽しそうで安心した。美奈子ちゃんにとっても心を許せる人がいるというのはとても良い事だろう。
 
桜木翔子
おかゆちゃんの職場の先輩。初登場時にはおどおどした様子のおかゆちゃんにかなりキツめな発言も。おかゆちゃんへの発言を気にしていたり、おかゆちゃんが無遅刻無欠席なことに気づいていたり、かなり気の回るし、根はいい人。
彼女とおかゆちゃんの関係に1話の際は大変不安な気持ちになったが、セミオと出会って変わっていくおかゆちゃんの姿に翔子さんも絆されていく。
セミオとおかゆちゃんの関係がメインのドラマではあるが、翔子さんとおかゆちゃんの関係の変化も見どころの一つである。
おどおどして何も出来ずに突っ立っているのみだったおかゆちゃんが、最後には軽口を叩きながら仕事が出来るようになる。仕事の面でおかゆちゃんと最も関わったのは翔子さんであったろうし、1番苦労もしただろう。そんな翔子さんがおかゆちゃんと最終話で笑い合いながら仕事をしている風景を見ることが出来たのも良かった。